南極の氷が解けるのは15万年後!南極の氷が解けるのは15万年後!今夏の徳島は、徳島砂漠というぐらい雨雲が 徳島上空を避けていきます。 今月の降水量は、たった25,5ミリ! 記録的な少雨ではと思って調べると (最近気象庁のページにはまっています) 1998年に22,5ミリ、1965年に18,1ミリ 1947年に10,4ミリ、1903年に7,9ミリ 20ミリ前後の年は少ないですが 全くないわけではありません。 それどころか、年間降水量は少ないというわけでなく 既に七月までで去年の降雨量を超えています! 先月までは平年より雨が多かったんですが、感覚的には 1ヶ月少雨があっただけで、それを忘れてしまいます。 ところで以前南極の氷が解ける?という記事を書きましたが、 それに関してまた、面白い記事を発見しました。 ~~~~~以下引用~~~~~ 南極の氷消失の観測にも「だいち」が活躍 2008年1月23日、NASAは、「南極の氷河の流出が加速されたことにより、南極の氷消失量が過去10年で75%増加し、グリーンランドで観測された氷消失とほぼ同じペースになった」と発表しました。 NASAとカルフォルニア大学の科学者達は、過去15年間に亘る各種衛星(欧州の「ERS-1」及び「ERS-2」、カナダの「レーダーサット1(Radarsat-1)」、日本の「だいち(ALOS)」)のデータを調査した結果、1996年に0.3mmであった海面上昇が2006年には0.5mmになり、1996年に年間1,120億トン(±910億トン)であった氷塊の喪失が2006年には年間1,960 億トン(±920億トン)に達したとのことです。 ~~~~~以上引用~~~~~ 「1996年に年間1,120億トン(±910億トン)であった氷塊の喪失が 2006年には年間1,960 億トン(±920億トン)」 書き換えると 1996年に年間210億トン~2030億トンであった氷塊の喪失が 2006年には年間1,040 億トン~2880億トン??? 最大では14倍、最小では0,5倍 誤差が大きすぎるような気が(苦笑) 良くわからないということでしょうか? とはいえ、結構大きな数字なので、計算してみました。 2000億トンと仮定すると、大体200立方キロ 20キロ×10キロ×1キロの固まりが 毎年消えていることになります。 日本で言うと利根川の年間流水量が80億トンぐらい。 すなわち、利根川25本分の氷が融けている! おお~大変と言いたいところですが・・・ 南極より小さいグリーンランドでは、 南極より温暖化の影響が大きいといわれており、 南極と同じ位の、約200立方キロぐらいの 氷が融けている訳ですが、グリーンランドには 約285万立方キロメートルの氷が乗っています。 全部溶け出すまでには・・・14250年??? 10倍のスピードになったとしても1425年! ちなみに南極には約3000万立方キロの氷が 乗っているといいます。 すなわち、南極の氷が全部解けるのは15万年後??? それまで、人類が生き伸びているかどうか??? 予断ですが、「南極の氷が解ける?」で 「もし、アマゾン川の10倍の水量で氷が溶け出したとしても 百年やそこらではほとんど融けません。」 と書きましたが、間違いでした(汗) アマゾン川の流量は利根川の約900倍です。 10倍の流量なら9000倍! 計算すると、416年で全部融けてしまいます(汗) 100年なら4分の3になります(汗) ちなみに、沿岸部でかなり暖かいとおもわれる昭和基地ですら 平均気温がプラスになる月が一年に一度あるかないか、 そして降雪量が年間数百センチの南極で、 (年間降雨量が2ミリあれば氷が3000億トン増える) 氷が融けてしまうということは、現在のデータを見る限り ありえないことではないでしょうか? 私は地球温暖化がないとも、地球温暖化が問題がないとも 思いません。 ただ、適当な数字で地球温暖化の恐怖を煽り、 CO2削減を隠れ蓑にして利益を得ようとする行為は やめて欲しいものです。 最終更新日 2008年08月26日 |